複合材料力学特論   Advanced Course of Mechanics of Composite Materials

文字サイズ 

担当教員
轟 章  水谷 義弘 
使用教室
月3-4(I121)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
40027
シラバス更新日
2010年3月22日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期

講義概要

航空宇宙機器の構造機料として発展してきた複合材料は,船舶や自動車などの輸送機器や,スポーツ用品などだけでなく,近年は土木建築用材料としても適用が拡大されつつある。複合材料の中で最も多く使用されている繊維強化複合材料は繊維方位とその直交方位に著しい異方性があり,新しい構造設計に対して異方性を考慮した力学的解析が必要となる。この講義では,異方性を利用した複合材料構造の設計手法について基礎から学習し,複合材料構造の設計を修得する。

講義の目的

航空宇宙機器の構造材料として発展してきた複合材料は、船舶や自動車などの輸送機器や、
スポーツ用品などだけでなく、近年は土木建築用材料としても適用が拡大されつつある。
複合材料の中で最も多く使用されている繊維強化複合材料は繊維方位とその直交方位に著しい異方性があり、
新しい構造設計に対して異方性を考慮した力学的解析が必要となる。
この講義では、異方性を利用した複合材料構造の設計手法について基礎から学習し、複合材料構造の設計を修得する。

講義計画

1. 複合材料概説、素材, 成形法
2. 力学特性, 異方性、複合則
3. 単層板の理論
4. 積層理論
5. 積層パラメータ, 複合材料の破壊,
6.FEM 解析
7.最適設計

教科書・参考書等

資料を配布予定

関連科目・履修の条件等

材料力学の知識を有すること

成績評価

毎回の演習と期末レポート

担当教員の一言

弾性定数がたくさん出てくる複合材料の力学はとっつきにくいかも知れませんが、コンピュータ
ーソフトや表計算ソフトなどを使用して簡単な設計まで体験できるようにしたいと思います。

このページのトップへ