ロバスト最適制御特論   Robust and Optimal Control

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担当教員
藤田 政之 
使用教室
月3-4(S521)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
40046
シラバス更新日
2009年9月28日
講義資料更新日
2009年9月28日
学期
後期

講義概要

ロバスト制御の代表であるH∞制御とμ-シンセシスを,特に「設計法」という観点から講義する。まず,モデルの不確かさの記述について考え,不確かなシステムの表現法について説明する。そして,H∞制御やμ-シンセシスの数学的解法,さらに具体的な設計手順について講述する。

講義の目的

ロバスト制御の代表であるH∞制御とμ-シンセシスを、特に「設計法」という観点から講義する。
まず、モデルの不確かさの記述について考え、不確かなシステムの表現法について説明する。
つぎに、モデルの不確かさへの対応と目的としたロバスト制御系設計について学び、
その問題設定の物理的な意味を解説する。
そして、H∞制御やμ-シンセシスの数学的解法、さらに具体的な設計手順について講述する。

講義計画

1.ロバスト制御系設計とは
2.不確かなシステムの表現
3.H∞制御
4.μ-解析
5.μ-シンセシス

教科書・参考書等

原 辰次,藤田 政之,平田光男 著,ロバスト制御の実際, コロナ社.(出版予定)

参考書等
佐伯 正美,藤田 政之,他著(細江,荒木監修),制御系設計 - H∞制御とその応用,朝倉書店

関連科目・履修の条件等

システム制御特論を履修していることが望ましい.

成績評価

レポートと設計プロジェクトを総合して評価する.

担当教員の一言

現在の産業界でも幅広く使われているロバスト制御について講義する。
本講義では、その代表であるH∞制御とμ-シンセシスを、特に「設計法」という観点から講義する。
具体的な設計手順に対する理解を通して、ロバスト制御系設計法を習得してもらいたい

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