熱流体プロセッシング   Thermal Fluid Processing

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担当教員
齊藤 卓志 
使用教室
水3-4(I3-107)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
40081
シラバス更新日
2009年3月10日
講義資料更新日
2009年3月10日
アクセス指標
学期
前期

講義概要

熱可塑性高分子材料の成形加工のように,加熱により材料を溶融し,形状を付与するプロセスにおいて見られる様々な事象を詳しく紹介するとともに,プロセス中における材料挙動を記述するための理論について,実際の現象と関連づけながら講義する.

講義の目的

熱可塑性高分子材料の成形加工のように,加熱により材料を溶融し,形状を付与するプロセスにおいて見られる様々な現象を説明する.また,プロセス中における材料挙動を記述するための理論について,実際の現象と関連付けながら講義する.

講義計画

・高分子材料の基本特性
・高分子材料の熱加工プロセス
・高分子溶融体の振る舞い
・溶融体挙動のモデル化と各種測定手法
・材料内に生じる不均一構造
・高分子材料加工のトピックス

教科書・参考書等

必要に応じて,テキストや参考資料を配付するので,教科書は特に指定しない.ただし,講義の参考となる図書を以下に挙げる.
・Materials Science of Polymers for Engineers, Tim A. Osswald and George Menges, Hanser/Gardner Publishers, Inc., Cincinnati (1996)
・Rheology -Principles, Measurements, and Applications-, Christopher W. Macosko, VCH Publishers, Inc. New York (1994)
・化学者のためのレオロジー, 小野木重治, 化学同人 (1982)

成績評価

レポートによる

担当教員の一言

身の回りにあふれるプラスチック製品の多くは熱加工によるネットシェイプでできています.日用雑貨や自動車部品,高精度な光学用途パーツまでその利用範囲は多岐にわたります.それらを成形する際の基礎を知ってもらいたいと思っています.

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