宇宙開発工学特論   Advanced Space Development Engineering

文字サイズ 

担当教員
稲場 典康  小田 光茂 
使用教室
火3-4(S521)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
40051
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期

講義概要

1.大型ロケットの機体設計,解析,開発試験等について,宇宙開発事業団での開発事例を交えて解説し,宇宙への実際的応用力の養成を目指す。
2.人工衛星を利用した宇宙ミッションの企画立案,開発,運用について,実際のプロジェクトの実例を踏まえて述べる。
3.宇宙開発の様な大型プロジェクトの企画立案,遂行に係るプロジェクト管理システムエンジニアリング手法について講述する。

講義の目的

ロケット、人工衛星等の巨大システムを計画し、開発を進める上で必要となる素養を身に付ける。

講義計画

ロケット、人工衛星等を利用した宇宙活動を企画・開発し、利用していく上で不可欠な
ロケットシステム技術、衛星システム技術、プロジェクト管理技術、ロケット・衛星応用技術について、
実際のプロジェクトの実例を使用しながら、講述する。
1. ロケットシステム技術、及び主要要素技術についての講義、演習
2. 衛星システム技術、及び主要要素技術についての講義、演習
3. 巨大なシステム開発する際のプロジェクト管理手法についての講義、演習

教科書・参考書等

(1) Wiley J.Larson, ""Space Mission Analysis and Design""
(2) NASA-SP610S, ""NASA Systems Engineering Handbook""

関連科目・履修の条件等

学部の「宇宙工学基礎」を履修していること。あるいは宇宙工学に関する一通りの知識を有していること。
また、ロケット/人工衛星の開発に不可欠な通信、制御、構造等の技術に関する一通りの知識を有していることが望ましい。

成績評価

レポート、演習

担当教員の一言

卒業後、宇宙開発、あるいは、宇宙利用分野に進む学生向けに、実践的な思考ができるよう、実例を用いながら講義を行う。

このページのトップへ