宇宙システム工学特論   Advanced Space Systems Engineering

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担当教員
松永 三郎 
使用教室
火7-8(I122)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
40047
シラバス更新日
2008年4月1日
講義資料更新日
2008年4月1日
学期
前期

講義概要

宇宙ステーション,人工衛星,宇宙構造物,ロケットシステムなどの宇宙システムを対象とし,ミッション要求,システム構成の概要とダイナミクスと制御について,講述する。衛星の概念設計,宇宙機制御,将来の宇宙システムなどに関するグループ演習も行う。

宇宙機や衛星システム工学に関する実践的な知識を、講義、演習、討論を通して確実に身に付ける。
・宇宙システム工学に関するトピックスを毎年選択する。学生自らの発表や提案、検討を軸に、必要な参考資料を随時提供しながら講義を進める。
・例えば、複雑な柔軟大型宇宙構造物の挙動評価の基礎となるマルチボディダイナミクスの原理と定式化、姿勢表現の徹底的理解や、さらには宇宙機制御コンテストや衛星設計コンテストなどに実際に参加して作品を提出することを目標とする。

ロケットのミッション選定に始まり、そのミッションを達成するためのロケットのサイジング・スタディを行って概略コンフィギュレーションを定め、さらに推進システム、構造、誘導制御系などに関する概念設計を実施して基本仕様を固めるプロセスについて学修する。
・単に技術的なことのみならず、品質保証、開発スケジュール、コストなどについても考慮する。

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