主としてトライボロジーの基礎について概説する.特に,固体と潤滑油の相互が関連する境界潤滑に焦点をあてて解説する.
(1) 固体の摩擦
(2) 潤滑モード・流体潤滑・粘度
(3) 境界潤滑
(3) 潤滑油
(4) トライボロジー応用技術
(5) 固体の表面形状と性質
化学工学分野に関連する様々なプロセス技術の中から,特に重要な役割を示しつつある先端技術トピックスについて,社会背景,基礎技術から最近の技術動向および研究動向について講義する.
単なる生産性の向上や新しい機能付与だけでなく,社会的要請の強い環境問題の解決や安全・安心に資するプロセス技術の現状を把握し,化学工学を基礎とした解決手法を導入する.
集中講義により実施する.
教員作成資料
特になし
演習とレポート,出席状況により総合的に判断する.
化学工学の授業では馴染みの浅いトライボロジーについて,その概要を理解して欲しい.