プロセスシステム解析   Process Systems Analysis

文字サイズ 

担当教員
松本 秀行 
使用教室
金1-2(S423)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
35007
シラバス更新日
2014年10月15日
講義資料更新日
2014年9月18日
学期
後期

講義概要

化学プロセスは,各種の機能の異なる単位プロセスが結合して構成される複雑な階層的システムである。本講義ではこのような化学プロセスの機能性,経済性,信頼性,安全性などの目的を満足するシステムを計画し,設計し,更に運転管理するために必要となるシステム工学の解析方法について,特にネットワークモデリングと非線形複雑システム解析に注目しつつ講述する。

講義の目的

化学プロセスは、各種の機能の異なる単位プロセスが結合して構成される複雑な階層的システムである。
本講義ではこのような化学プロセスの機能性、経済性、信頼性、安全性などの目的を満足するシステムを
計画し、設計し、建設し、更に運転管理するために必要となるシステム工学の解析方法について、
特に非線形複雑システムの解析に注目しつつ講述する。

講義計画

1. システムとプロセスシステム
2. プロセスシステムの解析と合成
3. モデリングシミュレーションの概念
4. システムの構造モデルと解析
5. システムの評価と最適化
6. マルチスケールモデリング・シミュレーション
7. 論理的ネットワークモデリングとその化学工学的応用
8. マルチエージェントモデリングとその化学工学的応用
9. ニューラルネットワークとその化学工学的応用
10. ファジイ推論システムとその化学工学的応用
11. 遺伝的アルゴリズムとその化学工学的応用
12. 工学設計の公理
13. 本質安全設計の考え方
14. プロセス強化の指針

教科書・参考書等

黒田千秋編集:システム解析(朝倉書店)

関連科目・履修の条件等

学部授業科目のプロセス工学第一、プロセス工学第二の履修が望ましい。

成績評価

演習,レポート,試験

担当教員の一言

システムを設計するための解析方法であることを意識してもらいたい。

このページのトップへ