対流に伴う熱および物質の移動現象を主な対象とする計算機演習を通し,CFD(Computational Fluid Dynamics)の基礎,効用,適用法,限界等に関する知識を習得する.
1.CFD概論と有限体積法の基礎
2.ニュートン流体の管内流れ
3.非ニュートン流体の管内流れ
4.境界層における熱移動
5.境界層における物質移動
6.化学反応を含む流れ
7.Topics
化学工学分野に関連する様々なプロセス技術の中から,特に重要な役割を示しつつある先端技術トピックスについて,社会背景,基礎技術から最近の技術動向および研究動向について講義する.
単なる生産性の向上や新しい機能付与だけでなく,社会的要請の強い環境問題の解決や安全・安心に資するプロセス技術の現状を把握し,化学工学を基礎とした解決手法を導入する.
第2では,CFDをそのトピックに据え,上記の内容に係る基礎的なシミュレーションを実際に行うとともに,各受講者の研究テーマに対する適用まで展開する.
集中講義により行う
教員作成資料
Transport Phenomena Second Edition
R. Byron Bird, Warren E. Stewart, Edwin N. Lightfoot
John Wiley & Sons, Inc.
なし
レポートにより行う