化学装置設計特論   Advanced Chemical Equipment Design

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担当教員
久保内 昌敏 
使用教室
月1-2(S422)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
35006
シラバス更新日
2012年3月26日
講義資料更新日
2012年3月26日
学期
前期

講義概要

主として高温高圧用の化学装置を対象に,その設計法について講述する。

1)厚肉円筒,中空球の強度,2)外圧容器の設計,3)熱応力,4)圧力容器の降状と破壊,5)クリープ設計,6)流体のもれ止め,7)破壊力学の基礎,8)RBI/RBM

講義の目的

学部で履修する「装置の設計と材料」を基礎とし、さらに過酷な条件(高温、高圧、真空など)における
化学装置材料の挙動、強度や信頼性を加味した化学装置の設計法について演習を交えながら論じる。
また、材料の診断技術、材料リサイクルの現状などについて紹介する。

講義計画

1. 化学装置材料と材料力学
2. 厚肉円筒および球の強度
3. 外圧を受ける円筒の強度
4. 熱応力
5. 超高圧用円筒容器の設計
6. クリープ設計
7. 破壊力学の基礎
8. 材料の信頼性
9. 材料の診断技術
10. 材料リサイクルとLCA
11. 高圧装置の設計演習

教科書・参考書等

参考書等
参考書(化学装置便覧(丸善、1989))

関連科目・履修の条件等

学部の「装置の設計と材料」を履修しているのが望ましい。

成績評価

演習と試験および出席状況により総合的に評価する。

担当教員の一言

化学装置の設計の特徴(たとえば、「正解はただ1つではないこと」など)をつかんで欲しい。

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