移動現象操作   Transport Phenomena and Operation

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担当教員
吉川 史郎 
使用教室
火5-6(S422)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
35001
シラバス更新日
2010年3月22日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期

講義概要

化学装置内の反応・移動現象を促進・制御したり,装置を設計するためには,装置内の流動場,ならびに反応・移動現象との関連を明確に理解しておく必要がある。本講では,学部で既修の流動場に関する基礎知識の上に,実際の装置内の複雑な流動についてより深い知識を修得させるとともに,装置内流動と反応・移動現象の関連についての専門知識を修得させることを目的として講述する。

講義の目的

化学装置内の反応・移動現象を促進・制御したり、装置を設計するためには、
装置内の流動場、ならびに流動と反応・移動現象との関連を明確にしておく必要がある。
本講では、学で修得した単純な流動場に関する基礎知識の上に、
実際の装置内の複雑な流動場についての深い知識を修得させるとともに、
実際の装置内流動と反応・移動現象の関連についての基礎知識を修得させることを目的とする。

講義計画

内容
4月14日 イントロダクション
4月21日 移動現象の基礎式1:演習
4月28日 移動現象の基礎式2:演習
5月12日 境界層1
5月19日 境界層2
5月28日(木)流動と反応1:演習
6月2日 流動と反応2:演習
6月9日 移動現象の数値シミュレーション1
6月16日 移動現象の数値シミュレーション2:PCを利用した演習
6月23日 乱流1
6月30日 乱流2:演習
7月7日 粒子の性質
7月14日 流体中の粒子の運動:充塡層,流動層:演習
7月21日 試験〈日程変更の可能性あり〉

教科書・参考書等

主に教官が作成したオリジナル資料を使用する。また適当な参考書を適宜推奨する。

関連科目・履修の条件等

関連科目
 化学工学専攻のいずれの講義とも関連する。
履修条件
 この授業を履修する学生は国際大学院授業Transport Phenomena and Operation for Advanced Materials and Chemicals Processingを履修することはできない。

成績評価

期末試験と授業中の演習の成績から総合的に評価する。

担当教員の一言

移動現象操作を理解することはケミカルエンジニアとしてアイデンティティーを確立するうえで不可欠な“素養”である。

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