分子触媒化学特論   Advanced Chemistry of Molecular Catalysis

文字サイズ 

担当教員
碇屋 隆雄 
使用教室
水3-4(S421)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
34004
シラバス更新日
2013年3月21日
講義資料更新日
2013年3月21日
学期
前期

講義概要

環境調和型化学・技術の基幹である完全化学反応の実現に向けた重要戦略の1つである分子触媒反応について,基礎から具体的実例まで講述する。分子触媒とは分子性であることを特長とする高度に機能化された触媒であり代表的例として金属錯体触媒がある。

講義の目的

環境調和型化学・技術の基幹である完全化学反応の実現に向けた重要戦略の1つである分子触媒反応について、基礎から具体的実例まで講述する。
分子触媒とは分子性であることを特長とする高度に機能化された触媒であり代表的例として金属錯体触媒がある。

講義計画

1.  分子触媒の基礎  有機金属化合物の構造
2.  分子触媒の反応  有機金属化合物の反応性
3.  実用的分子触媒反応  (1)オレフィンの水素化、ヒドロホルミル化、重合など
4.  実用的分子触媒反応  (2)分子触媒を用いる有機合成反応
5.  不斉触媒反応  - 還元反応 -
6.  不斉触媒反応  - 酸化反応 -
7.  不斉触媒反応  - 炭素-炭素結合反応 -
8.  超臨界流体と分子触媒

教科書・参考書等

プリントとOHP を使用する。
参考書
①The Organometallic Chemistry of the Transition Metals:Robert H .Crabtree; John Wiley&Sons’New York, 1994.
②錯体化学の基礎-ウェルナー錯体から有機金属錯体-:碇屋隆雄ほか  講談社サイエンティフィク
③Asymmetric Catalysis in Organic Synthesis:Ryoji Noyori; John Wiley&Sons’ New York, 1994.

関連科目・履修の条件等

錯体化学特論を同時に履修することが望ましい

成績評価

演習と期末試験

このページのトップへ