ターゲット指向型および多様性指向型合成法について合成戦略を論じるとともに,コンピュータ化学,コンビナトリアル化学,有機合成化学を融合させた分子設計について講述する。
天然有機化合物の骨格合成を通じて、有機合成の基礎と戦略等について理解を深める。
また、最近の固相合成法、コンビナトリアル化学について講述する。
1. テルペン類の合成
2. プロスタグランジンの合成
3. マクロライド類の合成
4. 高歪み生理活性化合物の合成
5. 合成中間体の分子設計
6. コンビナトリアル化学概論
7. 糖鎖の固相合成
期末試験と授業中の演習の両方から総合的に評価する。