生物無機化学特論   Advanced Bioinorganic Chemistry

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担当教員
桑田 繁樹 
使用教室
木1-2(S4 203)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
34014
シラバス更新日
2009年9月28日
講義資料更新日
2009年9月28日
学期
後期

講義概要

生体内における金属イオン,金属タンパク,あるいは金属酵素の働きについて,錯体化学,触媒化学,有機金属化学,分析化学など他領域との関連を意識しつつ詳述する。

講義の目的

生体内における金属イオン、金属タンパク、金属酵素の働きについて、錯体化学、触媒化学、分析化学など他領域との関連を意識しつつ詳述する。

講義計画

1.  生物無機化学概論
2.  タンパク質、核酸、金属タンパク、補因子など
3.  生物無機化学研究における分光化学的手法の概論
4.  イオン輸送
5.  酸素運搬
6.  電子伝達
7.  加水分解酵素
8.  水素酸化還元酵素
9.  窒素サイクル
10.  酸素原子転位反応
11.  光合成、無機医薬品

教科書・参考書等

参考書等
特に必要としない。参考書としては下記の図書を推奨する。
リパード、バーグ著、松本和子、坪村太郎、棚瀬知明、酒井健訳「生物無機化学」東京化学同人(1994)
コーワン著、小林宏、鈴木春男訳「無機生化学」化学同人(1997)

関連科目・履修の条件等

有機化学,無機化学(特に錯体化学)の基本的な知識を学部で身につけていること。
生物学の知識はあるに越したことはないが、高校で履修した程度で充分である。

成績評価

出席、期末試験の結果による。

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