有機合成化学特論   Advanced Synthetic Chemistry

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担当教員
友岡 克彦 
使用教室
木3-4  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
34001
シラバス更新日
2005年9月14日
講義資料更新日
2005年9月14日
アクセス指標
学期
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講義概要

有機反応において重要な炭素活性種であるカルボアニオン,カルボカチオンについてその構造,調製法,反応性を論ずる。またそれらの反応を有機合成にいかに活用するかについて,天然物の全合成を例示し,逆合成の立案法を含めて講述する。

講義の目的

有機反応において重要な炭素活性種であるカルボアニオン,カルボカチオンについてその構造,調製法,反応性を論ずる。またそれらの反応を有機合成にいかに活用するかについて,天然物の全合成を例示し,逆合成の立案法を含めて講述する。

講義計画

I. カルボアニオン反応概説
1.イントロ
2.RM種( RLi, RMgX, etc.)の調製法と有機合成への利用
3.RM種( RLi, RMgX, etc.)の構造
4.RM種( RLi, RMgX, etc.)の反応性、安定性(熱的、立体化学的)
5.カルボアニオン反応による炭素−炭素結合形成とその立体化学
i カルボニルへの1,2-付加
  a) 相対立体化学
  b) アニオン炭素上の立体化学
ii その他のカルボアニオン反応(項目2.との重複あり)

II. カルボカチオン反応概説
1.イントロ
2.カルボカチオンの調製法
3.カルボカチオンの構造
4.カルボカチオンの反応性

III. 天然物合成の実際

教科書・参考書等

特になし.

関連科目・履修の条件等

基礎的な有機化学を習得していることが望ましい.

成績評価

期末テスト

その他

【オフィスアワー】
 特に設定していない.

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