有機複合材料特論   Advanced Course in Composite Materials

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担当教員
塩谷 正俊  森川 淳子 
使用教室
月5-6(S8-623)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
25013
シラバス更新日
2014年9月18日
講義資料更新日
2014年9月18日
学期
後期

講義概要

有機材料の熱的性質の基礎及び測定法について分子構造・高次構造・成形方法との関連において講究する。複合材料の構造及び物性についても講究する。

講義の目的

有機材料の熱物性と材料の高次構造や実際の成形との関連を、基礎理論並びに各物性の測定法から講義する。
すなわち各種測定法を概観して材料設計に必要な概念と実測値を統一的に理解することを目的とする。
特に実際のデータ収集における問題点、ノウハウ等についても言及する。

講義計画

1 温度・エネルギー・熱および熱分析
2 DSC の原理と測定技術、熱分析の動力学的解析方法
3 熱伝導現象の基礎概念、熱伝導の測定法と解析方法
4 有機材料の熱刺激電流と熱ルミネセンスによる分子運動解析
5 有機物をマトリックスとする複合材料の特徴
6 複合材料の力学及び有限要素法の基礎
7 複合材料の成形プロセス,強化繊維,マトリックス樹脂

教科書・参考書等

OCWの資料

関連科目・履修の条件等

履修条件は特になし

成績評価

レポート提出による。

担当教員の一言

基礎概念の講究より、実験遂行上の現実的問題を中心にした具体的なテーマについて講義を進めたい。

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