材料工学環境論   Materials Engineering and Ecology

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担当教員
荒岡 拓弥  幸後 和壽  宇田川 憲一 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
25016
シラバス更新日
2011年5月10日
講義資料更新日
2011年5月18日
アクセス指標
学期
前期

講義概要

急速に発展する材料産業の現状と展望を提示するとともに,材料産業における環境資源エネルギー政策など社会全体との係わりを講究する。

講義の目的

材料産業は、資源・エネルギーを大量に消費する部門から、
付加価値が高く資源・エネルギー依存の低い部門へ重心を移してきたが、
持続可能な循環型経済への要請が強まる中で、いっそうの質的転換を求められつつある。
本講義は、材料産業の研究開発や経営を担う材料系学生に、
環境問題や経済社会との係わり合いながら材料産業がどのように変化しているかを明らかにし、
研究や経営への実践的指針を与えるのを狙いとしている。

講義計画

1.技術と経済、経済と行政、行政と技術
2.材料産業と資源・エネルギー・環境問題
3.材料産業の新展開
4.材料産業と企業経営
5.材料産業における技術経営
6.技術と文明―イノベーションの方向を読む

教科書・参考書等

・「地球温暖化懐疑論批判」(東大)
・「公共事業が日本を救う」(文春新書)
・「物質・材料工学と社会」(放送大学)
・「像情報産業の現状と課題」(コピー配布)その他

関連科目・履修の条件等

・5月18日~7月13日までの毎週水曜日13:20~14:50の時間帯に受講できること。
・ただし、講義が重なる等の事情がある場合でも、レポートを提出できれば単位取得可である。
・毎回、アンケートを実施することにより、出席確認を行う。

成績評価

・レポート点に出席点を加算する。
・ただし、出席点については、特別な事情で出席できない場合は配慮するので申し出ること。

担当教員の一言

・本講義は、材料産業と環境問題の係わり合いを軸に置いた、新しい材料産業論である。
・環境問題を、材料産業における技術経営の課題として捉えている。
・本講義は、国や企業レベルでの技術経営教育としての意義も備えている。

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