ソフトマテリアル化学特論   Advanced Course in Chemistry of Soft Materials

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担当教員
平尾 明  斎藤 礼子 
使用教室
金3-4(H114B)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
25007
シラバス更新日
2011年10月4日
講義資料更新日
2011年9月20日
学期
後期

講義概要

低分子から分子量数百万に及ぶソフトマテリアルを主に合成の立場から講義を行う。具体的には,ソフトマテリアルとは何か,さらにそれらの合成法について述べる。また合成したソフトマテリアルがどのような機能を有するか,反応場を提供した場合の選択的,特異的な反応の可能性,さらに自己組織化による構造,機能,反応を総合的に述べる。

講義の目的

ソフトマテリアル物質、特に高分子物質における特異な形態を有する例についての合成、機能さらに分子設計について講義を行う。
さらにそれらが示す様々な形態や状態とそれらの機能、応用についても論ずる予定である。

講義計画

1. 講義の緒言と背景
2. 導電性ポリマーの分子設計と合成
3. グラフト共重合体の合成と設計
4. 星型高分子の合成と設計
5. 多分岐高分子の合成と設計
6. Rf 化ポリマーの精密合成と表面構造
7. Smith-Ewart 理論
8. バッチ重合法による高分子微粒子設計
9. セミバッチ重合法・連続重合法による微粒子設計
10. 高分子材料の形状制御と設計
11. 有機―無機複合材料のナノ構造制御と設計

教科書・参考書等

参考書等
参考資料を授業時,随時配布する。

関連科目・履修の条件等

高分子合成の基礎知識があることが望ましい。

成績評価

期末試験とレポートによる。

担当教員の一言

大学院生は、幅広い知識と同時に、自分の専門についても修士・博士の研究を通じて深く考えて欲しい。

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