高分子合成特論   Advanced Course in Synthetic Polymer Chemistry

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担当教員
上田 充  小西 玄一 
使用教室
金3-4(S622)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
25001
シラバス更新日
2011年3月23日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期

講義概要

重縮合系高分子合成に関する基礎から第一線の合成研究例を紹介し,この研究分野の理解を図る。基礎編として重縮合系高分子合成に関する理論と代表的な合成法を述べる。発展編として位置,配列,分子量分布などの制御された縮合系高分子合成(精密重縮合)および最新のトピックスを紹介する。

講義の目的

重縮合系高分子合成に関する基礎から第一線の合成研究例を紹介し、この研究分野の理解を図る。
まず重縮合系高分子合成に関する基礎論と代表的な合成法を述べる。
次いで、位置、配列、分岐、分子量分布などの制御された縮合系高分子合成、すなわち、精密重縮合について解説する。

講義計画

1. 重縮合の基礎
2. 分子量および分子量分布の精密制御
3. 配列精密制御
4. 化学選択的重合
5. カップリング位置精密制御
6. 分岐構造精密制御
7. 非等モルモノマーからの高分子量ポリマー合成
8. 重縮合反応で生成するポリマーは線状か
9. アトムエコノミカルな重縮合
10. 精密構造制御を用いた機能材料の開発

教科書・参考書等

「大学院 高分子科学」野瀬、中浜、宮田編(講談社サイエンティフィク)
講義資料を配布する。

関連科目・履修の条件等

特にありませんが、すでに有機化学を学んでいることが望ましい。

成績評価

レポートもしくは試験で評価する。

担当教員の一言

講義は聴講生の考えを引きだすためになるべく対話形式で進める予定である

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