高分子設計特論   Advanced Course in Polymer Synthesis

文字サイズ 

担当教員
石津 浩二  石曽根 隆 
使用教室
木3-4(H116)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
25002
シラバス更新日
2010年3月22日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期

講義概要

(1) ソフトマテリアル(ゲル・多相系高分子超分子)の溶液特性,固体構造を解説し,超構造ポリマーへの構造設計を中心に講義する。(石津)
(2) 付加重合,開環重合など連鎖重合による高分子生成反応を,基礎から最近の研究成果も含めて紹介する。特に,高分子を分子設計する観点から,分子量,立体構造,シーケンスなど高分子鎖を精密に制御する方法論を中心に解説する。(石曽根)

講義の目的

前半では、ナノ構造高分子(スタ-、スタ-・ブロック、コア-シェル微粒子、ポリマ-ブラシ、ハイパ-ブランチ、デンドリマ-)の設計と
溶液・固体構造について論ずる。
後半では、付加重合、開環重合など連鎖重合における、分子量、立体構造、主鎖および側鎖配列などの高分子の一次構造制御について解説する。

講義計画

1.ナノ構造高分子の設計と溶液・固体構造
(1) ブロック共重合体の合成と秩序・無秩序転移
(2) スタ-ポリマ-の設計と秩序構造形成
(3) スタ-・ブロック共重合体設計と超格子形成
(4) コア-シェル微粒子設計と長周期ナノ構造が発現する構造色
(5) 多成分系ポリマ-ブラシ設計と階層構造形成
(6) ハイパ-ブランチ・デンドリマ-のナノ科学
2.高分子の一次構造制御
(7) 高分子合成の復習
(8) ラジカル重合
(9) アニオン重合
(10) カチオン重合
(11) グループ移動重合(GTP)、イモータル重合、配位重合
(12) 開環メタセシス重合(ROMP)

教科書・参考書等

前半:参考資料を授業時、随時配布する。
後半:「大学院高分子科学」(講談社サイエンティフィク)参考程度

関連科目・履修の条件等

特になし。

成績評価

レポートと期末試験による。

担当教員の一言

合成から物性にわたる幅広い知識と研究方法論を学びとって欲しい。(前半)
大学院で初めて高分子合成を学ぶ学生にも理解できるように、基礎的な話題を中心に、分子設
計の重要性について解説する。(後半)

このページのトップへ