材料開発特論第一   Advanced Course of Material Development I

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担当教員
明渡 純  島 裕和 
使用教室
金5-6(S322)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
24026
シラバス更新日
2014年3月18日
講義資料更新日
2014年4月8日
アクセス指標
学期
前期

講義概要

材料開発のケーススタディと研究企画の方法論などについて講義する。
前半では、企業において無機材料が実際どのように製造されているかについて実例を紹介するとともに、材料設計で活用されている計算機シミュレーションの各種手法について解説する.
後半では、常温セラミックスコーティング技術の研究開発事例を通して、新現象の発見から研究開発の進め方と実用化への道のりを学ぶ。

講義の目的

材料開発のケーススタディと研究企画の方法論などについて講義する。前半では、企業において無機材料が実際どのように製造されているかについて実例を紹介するとともに、材料設計で活用されている計算機シミュレーションの各種手法について解説する。後半では、常温セラミックスコーティング技術の研究開発事例を通して、新現象の発見から研究開発の進め方と実用化への道のりを学ぶ。

講義計画

01. 無機材料製造の実際I
02. 無機材料製造の実際II
03. 計算材料科学の手法と応用
04. 原子レベルのシミュレーション
05. 材料設計へのアプローチ
06. まとめと将来展望
07. 固体微粒子の衝突付着を用いたコーティング技術(背景と取り組みの歴史)
08. 常温セラミックスコーティング技術の開発(発見とメカニズム解明、その意義)
09. デバイス応用へのアプローチ・(各種応用事例)
10. デバイス応用へのアプローチ・(デバイス側から見た材料設計の考え方)
11. 発見から発明まで(特許出願の考え方とその実際)
12. 実用化までの道のり(研究開発における死の谷と産学連携の実際)
13. まとめと将来展望(儲かる研究と役立つ研究)

教科書・参考書等

特になし

参考書等
特になし

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

出席とレポートによる(前半50点+後半50点)

担当教員の一言

前半では、企業における材料開発・製造と計算機シミュレーションについてイメージを掴むことに期待している。後半では、研究開発の進め方について、現象の発見から実用化までの道のり、産学連携の実際について、先端研究開発現場のリアルなイメージを掴むことを期待している。

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