物質が示す性質や現象について,何が起っているか,なぜ起こるか,どのように起っているかを理解するために,その根源に立返って解明する方法論を講義する。
20世紀には様々な物質が発見され、さらに自然には存在しない物質が次々に生み出され、材料として使われてきた。それらの物質は近年、気象や生物など地球環境にゆっくりとかつ確実に影響を与え始めている。物質科学は、物質や材料の設計、製造、様々な分野への応用、そして環境への影響を分子や原子のレベルまで立ち至って解明する分野である。しかしこの定義は十分吟味されたものとは言えない。本講義では、物質の構造、物質の変換、物質の設計、物質の機能についてそれぞれの教員が物質科学とは何かを講義する。物質科学は新しい学問であり、今後徐々に構築されて行くであろう。物質科学とは何かを考えてみよう。特に、君達のやっている研究にこの新しい分野があると期待している。
4月11日(木) 江口 正 教授
4月18日(木) 松田 良夫 非常勤講師・召田 雅実 非常勤講師
4月25日(木) 浅井 茂雄 准教授
5月 2日(木) 安藤 慎治 教授
5月16日(木) 植草 秀裕 准教授
5月23日(木) 扇澤 敏明 教授
5月30日(木) 尾関 智二 准教授
6月 6日(木) 腰原 伸也 教授
6月13日(木) 小松 隆之 教授
6月20日(木) 佐藤 満 准教授
6月27日(木) 多田 英司 准教授
7月 4日(木) 西方 篤 教授
7月11日(木) 八島 正知 教授
7月18日(木) 矢野 哲司 准教授
7月25日(木) 山中 一郎 准教授
講義前に資料をOCW-iにアップロードするので、各自でプリントアウトして講義時に持参すること。
本講義は、大学院修士課程以上の学生を対象とする。
出席点(毎回の出欠票)と最終レポートによる。
平成25年度連絡教員:江口 正 教授 東1号館55号室(内線:2631)