物質学特別講義第四   Special Lectures on Chemistry and Materials Science IV

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担当教員
新田 晃平  斎藤 拓  富永 洋一 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
19504
シラバス更新日
2012年6月27日
講義資料更新日
2012年5月13日
学期
前期

講義概要

各教員がそれぞれの専攻する分野において特殊な題目を選択して随時開講する科目である。

講義の目的

有機高分子物質は多様性に富み、それを材料として用いる場合、その構造制御が重要となる。本講義では、この材料の構造解析および構造-物性相関について講義する。

講義計画

7月6日(金)15:00~18:00 新田晃平先生(金沢大学)
「結晶性高分子固体の構造と力学物性」
結晶性高分子が形成する複雑な構造状態を解説し、その構造状態の違いが及ぼす弾性率、伸び、破損などの力学物性への影響について講義する。

7月25日(水)13:20~16:30富永洋一先生(東京農工大)
「固体高分子電解質の基礎と応用」
固体高分子電解質の基礎(高分子構造、塩溶解メカニズム、イオン輸送現象、高次構造の影響、イオン伝導度の測定技術など)を解説し、実用化に向けた 問題点や今後の課題について講義する。また、固体高分子電解質に関する最新の研究成果についても紹介する予定である。

7月26日(木)13:20~16:30
斎藤拓先生(東京農工大)
「ブレンドや超臨界流体を利用した高分子の高次 構造制御」
ブレンド法や超臨界流体を利用した高分子の高次構造制御の具体例を挙げて,構造制御やそのメカニズム解明に必要な高分子の結晶化,分子運動性,光学特性などの高分子物性の基礎科学について講義する。

教科書・参考書等

 

関連科目・履修の条件等

 

成績評価

 

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