物質学特別講義第三   Special Lectures on Chemistry and Materials Science III

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担当教員
高石 喜久  楠見 武徳 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
19503
シラバス更新日
2009年7月30日
講義資料更新日
2009年7月30日
学期
前期

講義概要

講義概要:ガンやエイズに効く新しいクスリを開発する為に、民間薬として使われる薬草を求め南米、中東、中国の奥深く旅した過程をスライドで紹介する。
また、人類があまり手を付けていない海の生物を医薬資源として開発しようとする研究について、初歩的な有機化学に基づき説明する。

講義の目的

植物と海洋生物の代謝産物の研究を紹介し、医薬資源開発の過程を理解する。

講義計画

5月20日(水)および27日(水)に集中講義として実施予定

楠見担当分:
1)構造解析の基礎、絶対配置の決定など
2)天然物化学とは、二次代謝産物の姿、形
3)生命の誕生は海から・海と陸との生命環境の相違・原始的な海洋生物が人類の病気を治す?・
  水中生物の間でくりひろげられる化学物質によるはげしい戦争
4)教授から与えられた無理難題のテーマを克服した大学院生たちの紹介

高石担当分:
1)医薬品シード化合物の探索を目指した天然遺伝子資源研究
  天然遺伝子資源とは薬用植物、生薬の意味。ニシキギ科植物クロズルからリウマチ治療薬の開発を。
2)天然物化学から見た民族薬物学調査
  トルコ、ウズベキスタン、コロンビア、中国雲南省の民族薬物調査と、当地で得た材料の研究 
 (民族薬物学とは、新規な化合物、生物活性の紹介など)。
3)地域特産品の有効利用研究:徳島産スダチの機能性解明
  スダチの研究から、健康食品への発展へ。
4)徳島大学生薬研究室の最近の研究紹介
  研究室の柏田准教授が米ノースカロライナ大李教授と開発中のエイズ治療薬の研究紹介。
  簡単な構造誘導体ながら、エイズ治療薬として米国ではphase3段階に進行中。
  抗MRSA活性を示すオクチルガレーの発見、最近単離した面白そうな化合物の紹介。

教科書・参考書等

教科書・参考書等:特になし

関連科目・履修の条件等

関連科目・履修の条件等:関連科目として、天然物化学特論、生物有機化学特論が挙げられる。
履修条件は特になし

成績評価

出席とレポート

担当教員の一言

カラースライドをふんだんに用いて分かりやすく楽しい講義にしたいと思います。

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