本講義はグローバルCOEの「機能解析」に関する高度計測について講義するもので,機能物質の解析手法を対象とし,物性・機能の解析評価に関わる物理基礎から,解析手法の原理・応用,物質解析と合成手法の融合の実例,を内容とする。また最先端の解析装置の見学を行なう。
本講義はG-COE化学の「機能解析」に関する高度計測について講義するもので、G-COE化学の博士課程1年生を対象とし、回線を利用して大岡山・すずかけ台で同時開催する。機能物質の解析手法を対象とし、物性・機能の解析評価に関わる物理基礎から、解析手法の原理・応用、物質解析と合成手法の融合の実例、を内容とする。
4月17日・4月24日・5月01日・5月15日 腰原 伸也 教授 光測定の基礎と発展
5月22日・5月29日・6月05日・6月12日 森 健彦 教授 電子デバイスと電子計測の基礎
6月19日・6月26日・7月03日・7月10日 原 正彦 教授 自己組織化単分子膜、有機薄膜、生体分子を対象とした構造と物性の評価、単一分子計測、走査型トンネル顕微鏡、原子間力顕微鏡、近接場光学顕微鏡
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原則としてG-COE化学で採用された博士課程1年生の学生に限定・必修。
講義の中でレポートを課すとともに、日常の授業によって評価する。
物質の「合成」と「機能解析」との融合は本G-COEの柱のひとつで、この講義はその橋渡しを意図したものです。したがって合成を中心にした研究に携わっている学生にも最先端の高度計測に触れ、機会があれば将来は自分でもチャレンジできるよう視野を広げてもらうのが目的です。