グローバルCOE化学・化学産業ものづくり特論   Global COE Chemistry Program:Advanced Lectures on Product Manufacturing in Chemical Industry

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担当教員
安藤 慎治  跡部 真人 
使用教室
 
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
19049
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期

講義の目的

グローバルCOE 『新たな分子化学創発を目指す教育研究拠点』では、主要化学企業の多くが参画する「化学技術戦略推進機構」(JCII)との密接な連携のもと、博士課程および修士課程学生に向けて企業の研究現場で活躍する研究者みずからが、産業界からの期待やニーズ、”企業におけるものづくりの面白さ”を支える要素(幅広い知識と物事の考え方、限りない探求心など)を直接伝えるとともに、教員を交えたディスカッションを通して“産”と“学”の相互理解を深めることを目的として本講義を企画・開講した。

講義計画

Ⅰ. ”化学産業におけるものづくり” :総 論 (旭化成:府川伊三郎 講師)

1. 日本の化学産業総論:産業規模と構成、歴史、ひと、強みと弱み、得意/不得意分野、グローバル化への対応、他産業との連携、国内および国際社会への貢献 など。
2. 化学系企業における”ものづくり”の実際:大学における研究との相違点と類似点。
-知的財産、製造物責任、企業倫理(コンプライアンス)、企業統治、リーダシップなど-
3. 企業の”ものづくり研究者” に必要とされる資質・適性・基礎知識・技能・経験。
4. 企業にお

教科書・参考書等

参考資料を随時配布する。

関連科目・履修の条件等

グローバルCOE『新たな分子化学創発を目指す教育研究拠点』に参画する6専攻の博士課程学生は、原則として初年度(RA1)に受講すること。

成績評価

講義ごとのレポート、ディスカッションへの参加状況、最終レポートによる。

担当教員の一言

化学物質・材料の高機能化や高性能化にともない博士課程(DC)学生が活躍できる場は化学産業界に急速に広がっている。この講義は、化学・材料分野の研究開発最前線で活躍する民間企業の講師陣と直接、情報・意見交換ができるチャンスなので、職業選択の可能性を広げる観点からも積極的な受講態度を期待する。また、講義室等に余裕があれば、同様の問題意識をもつ修士課程学生(特に、博士一貫コースの登録学生、博士課程進学を希望する学生や化学・材料系企業への就職を目指す学生)の受講も許可する。

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