物性物理学特論第七   Special Topics in Solid State Physics VII

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担当教員
森 初果 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
17507
シラバス更新日
2009年10月28日
講義資料更新日
2009年9月28日
学期
後期

講義概要

 

講義の目的

 元来絶縁体材料として用いられてきた分子性物質は,電荷移動により,伝導性が付与され,半導体,低次元金属,分子性超伝導体へと発展してきた。分子を単位とするため,物質は多様で設計性をもち,かつその低次元性,強い電子間クーロン相互作用,強い電子-格子相互作用により,分子性物質は固体物性の宝庫といっても過言でない。当講義では,分子性(超)伝導体,および磁性体,誘電体の物質科学について概説する。

講義計画

*有機伝導体の発展-半導体から超伝導まで
*分子性導体-結晶構造とバンド構造
*分子性導体-低次元物性および超伝導
*分子磁性体,誘電体

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