原子核物理学   Nuclear Physics

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担当教員
岩崎 雅彦  肥山 詠美子 
使用教室
月3-4(本館2階284A物理学科輪講室)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
16007
シラバス更新日
2013年4月8日
講義資料更新日
2013年3月21日
学期
前期

講義概要

不安定核をキーワードとして核物理の最前線を紹介する。特に中性子過剰限界に現れる特徴的な構造や反応形態について、様々な実験手法・結果を例示しながら説明する。核物理の応用問題として天体核反応や中性子星の物理についても触れる(中村)。原子核の構造とそれに関わる諸現象について理論の面から解説する。また、核現象を通じた広い意味での基礎物理学研究についても触れる(肥山)。

講義の目的

原子核物理学において習得すべき基礎的な領域、および最近のトピックスについて、実験と理論の両面から、わかりやすく解説する。
5月・6月は肥山が担当し、ハドロン物理について基礎的な内容を解説するとともに、ストレンジネス核物理の最近の発展を講義する。
7月は岩崎が担当します。

講義計画

集中講義形式で行う。詳細は、HP及び掲示板を確認すること。

理論(肥山 5/13, 5/20, 6/10, 6/17に集中講義型で行う)
1.原子核の全般的性質
2.原子核の安定性
3.散乱の理論
4.原子核の構造の模型
5.原子核とハドロン
6.少数粒子系物理

実験(岩崎 7/1, 7/8, 7/15に集中講義型で行う)

教科書・参考書等

参考書を講義の中で示す

関連科目・履修の条件等

関連科目:ハドロン物理学
履修の条件:量子力学の基礎知識(学部レベル)

成績評価

レポートの結果を中心に評価する

担当教員の一言

講義中の積極的な質問を歓迎する

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