基礎物理学特別講義第二   Special Lectures in Fundamental Physics II

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担当教員
宗宮 健太郎 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
16552
シラバス更新日
2012年11月8日
講義資料更新日
2012年9月21日
学期
後期

講義概要

光干渉計は鏡の位置を精密に測ることのできる装置である。精度を上げていくと、ハイゼンベルグの不確定性原理から要請される量子限界に到達し、精密測定の反作用が生じることが理論的に知られている。本講義では、この量子限界の導出と、それを超えることのできる量子非破壊計測という技術について学び、量子計測の世界への入り口に立つことを目標とする。

講義の目的

以下の問いの答えを探すこと。(1)なぜ光干渉計による計測で量子限界を超えることができるのか。(2)どのような干渉計がより量子限界を超えられるか。

講義計画

初日:量子限界の説明、2日目:量子非破壊計測の説明、3日目:いろいろな干渉計の説明。

教科書・参考書等

http://prd.aps.org/pdf/PRD/v65/i2/e022002

関連科目・履修の条件等

特にないです。

成績評価

初日に宿題を出して2日目に回収し、2日目に宿題を出して3日目に回収する予定。

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