グローバルCOE 量子物理学・ナノサイエンス各論第五   GLOBAL COE Selected Topics in Quantum Physics and Nanoscience V

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担当教員
山口 昌英  河合 誠之 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
16067
シラバス更新日
2013年1月11日
講義資料更新日
2012年9月21日
学期
後期

講義概要

 

講義の目的

【第Ⅰ部】(河合)「重力波天体」
“KAGRA”、LIGOなど次世代の重力波望遠鏡によって、5年後にはいよいよ重力波の直接検出が期待される。どのような天体現象から重力波発生が期待されるか検討し、発生源となる天体を特定するためにどのような観測が必要か議論する。

【第Ⅱ部】(山口) 宇宙初期におけるインフレーション理論を解説する。

講義計画

【第Ⅰ部】(1月15日)
1. 重力波と天体現象
2. 「短い」ガンマ線バーストと超新星
3. 重力波発生と電磁波対応現象 

【第Ⅱ部】(1月16日)
1. ビックバン理論の問題点
2. インフレーション理論
3. 原始揺らぎ

教科書・参考書等

【第Ⅱ部】Edward Kolb & Michael Turner “The Early Universe” (Westview Press)

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

【第Ⅰ部】出席および講義中の質問によって評価

担当教員の一言

【第Ⅰ部】重力波観測は近い将来に大きな突破口が期待できる分野ですが、観測を物理に結びつけるためには天体現象の理解が必要です。どのように突破口を開こうか、一緒に考えましょう。

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