大学院生から国際研究集会の提案があった場合に,その企画・実施をこの科目で支援する。企画書を提
出し採択されると,大学院生が実際に国際研究集会を準備して実施する。「物理学リーダーシップ」プログラムの一環として行われる。本演習は,基礎物理学,物性物理学両専攻所属の学生のみを対象とする。
基礎・物性物理学専攻の大学院生が国際研究集会を企画し、東工大において開催する。
1.提案者は、国際研究集会のテーマと日時、開催場所、予算などの案を作り、申請書を書く。
2.科目の担当者により申請が採択された場合には、科目の担当者の助言を受けて、大学院生の間で仕事の分担を決める。
3.発表者を決定し、プログラムをつくる。
4.外国からの参加者と連絡をとり、受け入れの準備をする。
5.電子メールによる広報、ポスターの作成などを行う。
6.国際研究集会を開催し、当日は大学院生が議長などを務める。会議は英語で行う。
7.決算を報告する。
なし
企画・実行の中心になるのは博士課程大学院生であるが、修士課程大学院生も企画・実行に参加して単位を取得できる。
企画・開催の成果とそのレポートによって評価を行う
他の人が企画した国際研究集会に参加して研究発表をするだけでなく、自ら国際研究集会を企画・開催することは、研究者として重要な活動である。その方法を習得してもらいたい。「物理学リーダーシップ」のFGIP(外国人博士課程大学院生の短期招聘・共同研究)と組み合わせることもできる。