宇宙物理学   Astrophysics

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担当教員
堂谷 忠靖  松原 英雄 
使用教室
水3-4(S511)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
16009
シラバス更新日
2012年5月13日
講義資料更新日
2012年5月13日
学期
前期

講義概要

観測的宇宙物理学を講ずる。特に、基礎方程式の導出とその解法、観測との比較について詳細な講義を行う。前半は(1)観測的宇宙物理学の基礎知識、(2)恒星と銀河、(3)星間物質、(4)輻射輸送の基礎、(5)電磁波放射の素過程(1)を講じ、後半には (6)太陽風の基礎、(7)縮退星の構造、(8)電磁波放射の素過程(2)、(9)降着円盤の構造、(10)超新星残骸、 (11)ビッグバン宇宙の基礎、について講ずる。

講義の目的

宇宙の観測は、電波からガンマ線にいたる様々な観測手段の発達により、近年急激な進展を見せている。最新の観測によって得られた宇宙像を物理の側面から理解するのに必要な基礎を習得するとともに、それを応用して代表的な天体で起きている物理現象を理解する。

講義計画

1.観測的宇宙物理学の基礎
2.恒星と銀河
3.星間物質
4.輻射輸送の基礎
5.電磁放射の素過程(1)
6.太陽風の基礎
7.縮退星の構造
8.電磁放射の素過程(2)
9.降着円盤の構造
10.衝撃波と超新星残骸
11.ビッグバン宇宙の基礎

教科書・参考書等

・M,ハーヴィット``Astrophysical Concepts (4thed.)" (Springer)
・岡村 定矩 他編、「シリーズ現代の天文学(全17巻)」、日本評論社 (特に第4、8巻)
・A.ウンゼルト「現代天文学」(小平桂一訳)岩波書店
・G.B. Rybicki & A.P. Lightman "Radiative Process in Astrophysics" (John Wiley & Sons, NY)
・バーバラ・ライデン著、牧野信義訳 「宇宙論入門」、ピアソンエデュケーション
・坂下志郎、池内了、「宇宙流体力学」、培風館

関連科目・履修の条件等

特に条件等はない

成績評価

成績評価 レポートまたは学期末試験により評価予定

担当教員の一言

特になし

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