基礎物理学特別講義第七   Special Lectures in Fundamental Physics VII

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担当教員
近藤 敬比古 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
16557
シラバス更新日
2011年12月15日
講義資料更新日
2011年9月20日
学期
後期

講義概要

素粒子物理学実験に係る計算とグラフ作りの演習講義

講義の目的

最先端の素粒子物理学実験の一つであるLHC計画に関係する計算などを、自分のパソコンで計算しグラフにプロットする演習をします。演習を通じて、クォークとかヒッグス粒子がどんなものか疑似体感する一方、科学計算用ソフト(UNIX/Linux, C++, ROOT, Geant4)を使うことによって、将来の研究に役立つ手段を身に付ける。

講義計画

1.LHC計画の概要と現状、演習の事前準備作業
2.課題1:パイオンの崩壊からニュートリノビームを作る
3.課題2:陽子の中のクォークとグルーオンの分布
4.課題3:ヒッグス粒子の崩壊比と生成断面積を計算する
5.課題4:高エネルギーイベントシミュレーション
6.課題5:Running Coupling Strengthsを計算する
7.課題6:Geant4による電磁シャワーのシミュレーション

なお、講義中は、持参した自分のパソコンを使ってグラフ作成などの作業を出席者各自が行います。

教科書・参考書等

講義の前例は http://atlas.kek.jp/seminar/ に載っています

関連科目・履修の条件等

・パソコンを使った演習をする気のない人は講義に出席しないでください。
・事前準備のための連絡が必要ですので、出席予定者は11/15(火)までにメールアドレスを陣内修准教授(jinnouchi@phys.titech.ac.jp)に連絡しておいてください。

成績評価

作成グラフの提出

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