物理基本実験I   Basic Experiment in Physics I

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担当教員
各教員 
使用教室
水5-8(H134A号室)  
単位数
講義:0  演習:0  実験:1
講義コード
16651
シラバス更新日
2010年7月1日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期

講義の目的

基本的で重要な物理実験を自分で行い、その現象の背後にある物理法則を再考し、物理の原理を把握することを目的とする。

講義計画

・ 原子からの特性X線と量子力学、
・ NaIシンチレータによるガンマ線測定、
・ ミューオンの寿命の測定、
をテーマとして実験を行う。
これらの実験を通して、水素・ヘリウム原子からの特性X線と量子力学による計算との比較、NaI結晶によるコンプトン散乱・光電吸収の断面積、宇宙線のフラックス、ミューオンから電子・ニュートリノ・反ニュートリノへの3体崩壊の運動学、ミューオン崩壊の弱い相互作用、フェルミ結合定数などを考察し、レポートにまとめる。実験は水曜日以外の日に行うこともある。

教科書・参考書等

大学の学部学生実験のテキスト

関連科目・履修の条件等

なし

成績評価

出席、レポート等による

担当教員の一言

比較的短期間でできる実験でも、その背後には物理の法則・原理があるので、すでに知っていることも再考して自分の物理像を築くのに活用してもらいたい。

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