非常勤講師によって量子ナノ物理学分野における最先端の研究成果を講ずる。
近年著しい発展をしてきている不安定核物理における中心的話題である中性子ハロー核の物理を取り上げる。クラスター模型を用いて、軽い中性子過剰核の構造と反応をどのように理解できるか、綜合的な視点から最近研究成果を紹介する。
「中性子過剰核の構造と分解反応」
1.開放系としての原子核
2.量子力学的多体系の共鳴状態と連続状態
3.3体クラスター模型とクーロン分解反応
4.構造と散乱の統一的記述と理解
特になし
参考書等
特になし
出席点と簡単なレポート提出に基づいて評価する。