放射性同位体地球化学   Radiogenic Isotope Geochemistry

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担当教員
横山 哲也 
使用教室
金5-6(石実1-103meeting room)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
18046
シラバス更新日
2015年4月2日
講義資料更新日
2015年3月16日
学期
前期

講義概要

時間の経過に従ってその存在度を変化させる放射性起源の同位体は,様々な地質学的試料の年代測定のみならず,地球を含む惑星物質の起源や進化過程を知る上で欠かせないツールである。とりわけ近年の質量分析技術の飛躍的進歩により,放射性同位体の地球・宇宙化学的応用は非常に多彩なものとなっている。本講義ではいくつかのトレーサーをピックアップし,その原理と具体的応用について,最新の研究をカバーしながら概説する。

講義の目的

時間の経過に従ってその存在度を変化させる放射性起源の同位体は,様々な地質学的試料の年代測定のみならず,地球を含む惑星物質の起源や進化過程を知る上で欠かせないツールである。とりわけ近年の質量分析技術の飛躍的進歩により,放射性同位体の地球・宇宙化学的応用は非常に多彩なものとなっている。本講義ではいくつかのトレーサーをピックアップし,その原理と具体的応用について,最新の研究をカバーしながら概説する。

講義計画

W. Whiteの教科書を中心に講義を行う。前半は担当教員がテーマとなる研究分野の背景・原理を解説する。後半は輪講形式で討論を行う。扱うテーマは以下のものを予定している。
● Classical but essential tracers (Sr, Nd, Pb)
● K-Ar and Ar-Ar dating
● Rare gas geochemistry
● Uranium-series short-lived isotopes
● Re-Os and Pt-Os systematics
● Extinct nuclides
● Cosmogenic nuclides
● Mantle geochemical reservoirs

教科書・参考書等

W. White著 Geochemistry

関連科目・履修の条件等

とくになし

成績評価

出席、輪講での発表および討論への参加により総合的に評価する。

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