物理的な方法で地下構造を可視化する技術が物理探査である。
そのうちとくに電磁気学を用いる手法について講義を行う。
講義では、まず基礎的な理論を説明し、応用として、地殻(火山や活断層の構造)やマントルの電磁気学的構造について解説する。
受講生は、講義の後半に論文紹介を行うこととし、それを成績評価に用いる。
物理探査手法のうち、特に電磁気学的手法について学ぶ。
電磁気学的手法の基礎とMT法(担当:小川)
TDEM法、磁気探査(担当:神田)
教科書は特に用いないが、参考書として以下のようなものがある。
F. Simpson and K. Bahr, Practical Magnetotellurics, Cambridge University Press, 254p., 2005.
K. -M. Strack, Exploration with deep transient electromagnetics, Elsevier, 373p., 1992.
電磁気学、物理数学の基礎知識があることが望ましい。
受講生は、講義の後半に論文紹介を行うこととし、それを成績評価に用いる。