MM実験地球惑星科学(講究)1   MM Education Program:Laboratory Work in Earth and Planetary Sciences 1

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担当教員
河村 雄行  綱川 秀夫 
使用教室
木5-8  
単位数
講義:0  演習:2  実験:0
講義コード
18901
シラバス更新日
2009年7月30日
講義資料更新日
2009年7月30日
学期
前期

講義概要

研究に活用するためのコンピュータの基礎技術とプログラム開発環境の整備を修得し,機能・性能の評価を行う(1)。
数値計算の基礎的方法,計測装置制御の基礎技術を習得し,さらに並列処理などの発展的技術を学習する(2)。
地球惑星科学における重要な論文を徹底してレビューし,また再現実験・再現計算を行って,基礎理論および実験方法を深く理解する(3)。
地球惑星科学における重要な論文について意義・理論を十分に理解した上で,今日の理論・実験技術を用いた発展的検証を行う(4)

講義の目的

修士1年:IT環境を自ら整備できる研究者必須スキルを身につける。

講義計画

1.研究に活用するためのコンピュータ技術を習得し、最適コンピュータの組立てとプログラム開発環境を整備し、機能・性能の評価および簡単な装置制御・計測をおこなう。
2.数値計算、装置制御・計測、並列処理の実際を習得する。
3.地球惑星科学における重要な論文を精読し、その基礎となる理論を理解した上で、実験・数値計算により結果・結論の再現を行う。
4.地球惑星科学における重要な論文について、その意義を十分に理解した上で今日の理論・技術を用いた見直しを行う。

MM実験地球惑星科学(講究)1の授業予定:講師:青木 勲
内容
1.パソコン組み立て、説明。OSインストール。動作確認。
2.OSインストール・設定。各種アプリケーション・インストール。
  接続確認。
3.接続装置の動作確認。各ソフトについて確認。
 AD-5518(テスター)、SDS200A(デジタルオシロ)
 PA36-2A(定電圧電源)、ADCE7351(デジタルマルチメータ)
4.Visual Basicについての基本実習1。
  基本操作1・実習
5.Visual Basicについての基本実習2。
  基本操作2・実習
6.Visual Basicについての通信実習。
  RS232Cについての基本実習
7.Visual Basicでの通信実習1。
  RS232C送信についての実習
8.Visual Basicでの通信実習2。
  RS232C送信・受信についての実習
9.Visual Basicについての通信実習3。
  装置とRS232C送信についての実習
10.Visual Basicについての通信実習4。
  装置とRS232C送信・受信についての実習
11・装置から収集したのデータを表示。
  データファイルへのアクセス。
12・装置から収集したのデータを表示。
  データファイルの内容を加工。
13・装置から収集したのデータをVisual Basicで表示。
  データファイルからグラフを表示。
14・装置から収集したのデータをVisual Basicで表示。
  装置とデータを直接やり取り行う制御1。
15・装置から収集したのデータをVisual Basicで表示。
  装置とデータを直接やり取り行う制御2。

教科書・参考書等

参考書等
1の参考書は以下のとおりです。(講師側で用意します。)
「電子制御のためのPIC応用ガイドブック」技術評論社 後閑哲也著
「10日でおぼえるVisual Basic.NET入門教室」VBテックラボ 瀬戸 遥

関連科目・履修の条件等

「研究者高度育成コース」履修者。

成績評価

プレゼンテーションと平常点による総合評価。

担当教員の一言

自立した研究者になるために、修士課程で基礎を修得しましょう

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