物理化学特論第二   Advanced Physical Chemistry II

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担当教員
河内 宣之  大島 康裕  木口 学 
使用教室
金5-6(W332)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
13050
シラバス更新日
2015年10月29日
講義資料更新日
2016年1月27日
アクセス指標
学期
後期

講義概要

原子分子およびその集合体における電子の運動を学ぶ。その基礎概念となる角運動量をまず習得し、ついで集合体の典型としての表面の構造、電子状態、及びダイナミクスを学ぶ。

講義の目的

原子分子およびその集合体における電子の運動を学ぶ。その基礎概念となる角運動量をまず習得し、ついで集合体の典型としての表面の構造、電子状態、及びダイナミクスを学ぶ。

講義計画

--前半7回--
0. 角運動量演算子
 0.1. 演算子の交換性
 0.2. 軌道角運動量演算子(復習)
 0.3. 電子のスピン角運動量演算子(復習)
 0.4. 角運動量演算子とは?
 0.5. 角運動量演算子の交換関係
0.6. J^(2)とJ_(Z)の固有値
1. 角運動量演算子の結合
1.1. 学部で習った(かもしれない)角運動量の結合
1.2. 二つの角運動量の結合(一般論)
1.3. Clebsch-Gordan係数の性質
2. 回転行列
2.2. 回転行列とは?
2.1. 回転行列の応用(偏極電子ビーム実験)
3. Wigner-Eckartの定理
3.1. 既約テンソル演算子(球面テンソル演算子)とは?
3.2. Wigner-Eckartの定理

--後半7回--
4. 表面物性
 4.1. 序論
 4.2. 表面の構造
 4.3. 表面の電子構造
 4.4. 電子論と吸着
 4.5. 表面ダイナミクス
 4.6. 表面反応
 4.7. トピックス

教科書・参考書等

資料を配付する

関連科目・履修の条件等

特にありません。

成績評価

期末試験、他

担当教員の一言

物理化学の最も基礎的な知識です。しっかり身につけてください。

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