物理化学特論第二   Advanced Physical Chemistry II

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担当教員
河内 宣之  木口 学  河合 明雄 
使用教室
金5-6(W332)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
13050
シラバス更新日
2013年9月23日
講義資料更新日
2014年1月10日
アクセス指標
学期
後期

講義概要

前半7回(河内宣之担当)
量子力学は物理化学の基礎である。そのなかで角運動量が重要であることは、いくら強調しても、し過ぎということはない。学部では、軌道角運動量とスピン角運動量を別物として学んだ。ここではそれらを統一的に深く学ぶことにする。

後半7回(木口学担当)
表面で起こる特異な物理化学現象を理解するため、表面の構造、電子状態などの基礎的な表面の特徴を説明し、表面における吸着、脱離、反応などのダイナミクスについて解説する。さらに、表面の電気伝導度計測をはじめとする最新のトピックスを中心に表面化学の研究の最前線について紹介する。

講義の目的

原子分子およびその集合体における電子の運動を学ぶ。その基礎概念となる角運動量をまず習得し、ついで集合体の典型としての表面の構造、電子状態、及びダイナミクスを学ぶ。

講義計画

--前半7回--
0. 角運動量演算子
 0.1. 演算子の交換性
 0.2. 軌道角運動量演算子(復習)
 0.3. 電子のスピン角運動量演算子(復習)
 0.4. 角運動量演算子とは?
 0.5. 角運動量演算子の交換関係
0.6. J^(2)とJ_(Z)の固有値
1. 角運動量演算子の結合
1.1. 学部で習った(かもしれない)角運動量の結合
1.2. 二つの角運動量の結合(一般論)
1.3. Clebsch-Gordan係数の性質
2. 回転行列
2.2. 回転行列とは?
2.1. 回転行列の応用(偏極電子ビーム実験)
3. Wigner-Eckartの定理
3.1. 既約テンソル演算子(球面テンソル演算子)とは?
3.2. Wigner-Eckartの定理

--後半7回--
4. 表面物性
 4.1. 序論
 4.2. 表面の構造
 4.3. 表面の電子構造
 4.4. 電子論と吸着
 4.5. 表面ダイナミクス
 4.6. 表面反応
 4.7. トピックス

教科書・参考書等

資料を配付する

関連科目・履修の条件等

特にありません。

成績評価

期末試験、他

担当教員の一言

物理化学の最も基礎的な知識です。しっかり身につけてください。

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