放射光科学の基本を身につけるべく、まず放射光とは何か、ビームラインとはどのようなものであるかなど入門的なことを学ぶ。そのうえで、簡単な原子・分子の光励起に由来するけい光強度の時間分解測定法、およびその解析法を学ぶ。実習場所は、高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 放射光科学研究施設(つくば市)である。
放射光は、今や化学において必要不可欠な解析ツールである。そこで、実習により、放射光科学の基本を身につけることを目的とする。本実習は、単に放射光を利用するだけではなく、光源加速器の存在を意識できる実習である。
第1日目:午前 講義、午後 装置のたち上げ
第2日目:午前 入射光波長のキャリブレーションなどの準備、午後 けい光強度の時間分解測定
別の日:成果発表
特にありません。
化学専攻または物質科学専攻の大学院生に限ります。また本学において放射線業務従事者として登録されていなくてはなりません。詳しくは、毎年度初めに開催される放射光科学実習説明会で説明します。
成果発表及びレポートにより評価する