半線形楕円型方程式の非自明解の形状や性質について、変分法を用いて調べる方法を解説する。
・Sobolev空間とその基礎的な性質
・汎関数とEular-Lagrange方程式
・変分法による解の構成
・極限問題とエネルギーの評価と解の性質
教科書は用いない。参考文献は必要に応じて紹介する。
Lebesgue 積分論と関数解析に関する最低限の知識があると良い。
レポート等により評価する。
いくつかの研究論文について、使われている手法・考え方を紹介したいと思っています。
【注意事項】
講義期間は後期の前半です。10月7日に講義を開始します。