幾何学特論第四   Special Lectures on Geometry IV

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担当教員
山田 光太郎  田辺 正晴 
使用教室
木3-4(H114)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
11050
シラバス更新日
2013年10月1日
講義資料更新日
2013年9月20日
学期
後期

講義概要

 

講義の目的

リーマン面の幾何学,特にコンパクトリーマン面間の正則写像の一致点の
理論について解説する.

講義計画

1.リーマン面,正則写像
2.ヤコビ多様体
3.不動点,一致点
4.Lefschetz trace formula

教科書・参考書等

教科書はとくに使用しない.参考書,参考文献は必要に応じて紹介する.

関連科目・履修の条件等

複素解析,可微分多様体の基本的な事項は修得済とみなして講義を行う.

成績評価

レポート等.

担当教員の一言

二つの多様体間の写像の一致点の数の具体的な評価は,
解の存在と個数評価,という数学の根源的な問題の多様体版である.
この問題に関して,複素多様体として次元最小であるリーマン面において
理論を展開する.
そこでは次元が小さいため,見通しが立て易いうえに,リーマン面上という
特殊事情により,いくつか簡潔な定理を示し得る.

その他

【注意事項】
講義期間は後期の前半です.
10月3日(10日は行いません),17日,24日,31日,
11月7日,14日,21日の,計7回の予定です.

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