幾何学特論第二   Special Lectures on Geometry II

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担当教員
遠藤 久顕 
使用教室
金3-4(H114)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
11048
シラバス更新日
2012年9月24日
講義資料更新日
2012年9月21日
学期
後期

講義概要

ベクトル束に関する基礎事項をトポロジーの立場から解説する。

講義の目的

ベクトル束に関する基礎事項を修得する。

講義計画

1 ベクトル束の定義と具体例
2 ベクトル束の構成と切断・内積
3 球面上のベクトル束
4 Grassmann多様体と普遍束
5 特性類の一般論
時間が許せば、K理論とBott周期性、Thom同型とEuler類などの話題にも触れたい。

教科書・参考書等

教科書は指定しない。参考書として次をあげておく:ミルナー&スタシェフ『特性類講義』(シュプリンガー・フェアラーク東京)

関連科目・履修の条件等

集合と位相、線型代数、代数系の基礎的な知識を仮定する。多様体やホモロジー群に関する知識があればなお良いが、必須ではない。講義中に適宜復習を行う。

成績評価

提出物によって評価する。

担当教員の一言

ベクトル束は幾何学の様々な分野で用いられる重要な概念です。幾何学的なイメージを大切にしながら丁寧に解説するつもりです。

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