熱力学と統計力学に関する数学的な Introduction を行う。
特に熱力学については、Caratheodory による一次微分形式の積分因子として絶対温度を定義する流儀を取る。この方法で熱力学を構成することにより熱力学と統計力学の繋がりが非常に見えやすくなる。
熱力学と統計力学に関する数学的な Introduction を行う。
特に熱力学については、Caratheodory による一次微分形式の積分因子として絶対温度を定義する流儀を取る。この方法で熱力学を構成することにより熱力学と統計力学の繋がりが非常に見えやすくなる。
1.古典力学の復習、Hamilton力学系について。
2.熱力学(Caratheodory の定理を基礎とする)
3.統計力学
Buchdahl,H.A. "The Consepts of Classical Thermodynamics" Cambridge University Press
Thompson,C.J. "Mathematical Statistical Mechanics" Princeton University Press
(できれば)解析力学の基礎を学んでいる事が望ましい。
レポート提出による。