確率過程論特論第二   Theory of Stochastic Processes II

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担当教員
香取 眞理 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
11075
シラバス更新日
2010年11月11日
講義資料更新日
2010年9月20日
学期
後期

講義概要

連続関数空間上の共形不変な確率測度について、Schramm-Loewner Evolution(SLE)を中心に講義する。背景となる平面上の統計力学模型や共形場理論についても解説する予定である。

講義の目的

2次元格子上の統計力学模型やフラクタル曲線の連続極限を統一的に記述することが予想されている確率的Loewner 発展(SLE) について、入門的な解説を行う。

講義計画

1.Loewner 連鎖
2.確率的 Loewner 発展 (SLE)
3.SLE の基本的な性質
4.SLE 曲線の 3 つの相 
5.局所性と制限性

教科書・参考書等

 (参考書):G. F. Lawler, Conformally Invariant Processes
       in the Plane, American Mathematical Society, 2005.

成績評価

講義のなかで適宜問題を出し、レポートとして提出させる。

担当教員の一言

簡単な講義ノートを作成して、講義中に配布する予定。

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