幾何学特論第五   Special Lectures on Geometry V

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担当教員
村山 光孝 
使用教室
木3-4(H136)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
11051
シラバス更新日
2009年7月30日
講義資料更新日
2009年7月30日
学期
前期

講義概要

 3年次の位相幾何学の続きとしてホモロジー論とコホモロジー論の
基本的性質および計算とその応用について講義する.

講義の目的

 3年次の位相幾何学の続きとしてホモロジー論とコホモロジー論の
基本的性質および計算とその応用について講義する.

講義計画

 ホモロジー論の復習
 可換環を係数とするホモロジー群とコホモロジー群
 複体の(コ)ホモロジー論

時間があれば以下の項目も講義したい.

 ホモロジーとコホモロジーの関係, 普遍係数定理
 コホモロジー論における積と環構造
 積空間の(コ)ホモロジー
 多様体の(コ)ホモロジー, 応用

教科書・参考書等

教科書は特になし. 参考書としてはいろいろあるが
裳華房 位相幾何学 加藤十吉著
共立講座 現代の数学 位相幾何学 ホモロジー論 中岡 稔 著
岩波講座 基礎数学 位相幾何学 服部 晶夫 著
同上 ホモロジー代数 河田 敬義 著
岩波書店 位相幾何学I 小松・中岡・菅原 著
をあげておく. 他にも良書は多数ある.

関連科目・履修の条件等

学部3年時の位相幾何学を履修していることが望ましい.
環と加群の概念を把握していることが望ましい.

成績評価

試験またはレポートによる.

担当教員の一言

履修者の学習程度に応じて,講義内容,進度を調整する予定である.

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