幾何学特論第二   Special Lectures on Geometry II

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担当教員
村山 光孝 
使用教室
金7-8(H115)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
11048
シラバス更新日
2008年10月22日
講義資料更新日
2008年10月22日
学期
後期

講義概要

位相空間の係数付ホモロジー論およびコホモロジー論について講義する。

特異(コ)ホモロジー群,CW複体の(コ)ホモロジー群,(コ)ホモロジー論の公理系,多様体の(コ)ホモロジー群などにも触れる。

講義の目的

3年次の位相幾何学の続きとしてホモロジー論とコホモロジー論の
基本的性質および計算とその応用について講義する.

講義計画

ホモロジー論の復習
 可換環を係数とするホモロジー群とコホモロジー群
 複体の(コ)ホモロジー論

 時間があれば以下の項目も講義したい.

 ホモロジーとコホモロジーの関係, 普遍係数定理
 コホモロジー論における積と環構造
 積空間の(コ)ホモロジー
 多様体の(コ)ホモロジー, 応用

教科書・参考書等

教科書は特になし

参考書等
参考書としてはいろいろあるが
  裳華房 位相幾何学 加藤 十吉 著
  共立講座 現代の数学 位相幾何学 ホモロジー論 中岡 稔 著
  岩波講座 基礎数学 位相幾何学 服部 晶夫 著
    同上  ホモロジー代数 河田 敬義 著
  岩波書店 位相幾何学I 小松・中岡・菅原 著
 をあげておく. 他にも良書は多数ある.

関連科目・履修の条件等

学部3年時の位相幾何学を履修していることが望ましい.
 環と加群の概念を把握していることが望ましい.

成績評価

試験またはレポートによる.

担当教員の一言

 履修者の学習程度に応じて,講義内容,進度を調整する予定である.

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