スポーツ実習 I 6類b   Sports Exercise I

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担当教員
舛本 直文  林 直亨  須田 和裕  石川 国広  小谷 泰則 
使用教室
金7-8  
単位数
講義:0  演習:0  実験:1
講義コード
3062
シラバス更新日
2015年3月31日
講義資料更新日
2015年3月16日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

本授業で扱う運動種目は「硬式テニス」です。
「6類」の学生を対象とし、以下の点を授業のねらいとしますます。
1.自分自身に適した身体のコンディショニング方法を身につけることができる:毎回、最初の10分間は自分でプログラムし自分に適したストレッチングを行う。その日の自分の身体を実感的に理解するとともに自立したコンディショニング方法を身につけ、コンディショニングを整えながら身体の感覚を磨くことができる。さらに基礎体力も高めていくことができる。
2.身体感覚を生かしたスキル学習法を身につけることができる:ストローク、ボレー、サービスなどのテニスの基礎的な技術を教材として用いるが、そのような基礎的スキルの習得を目指す中で運動中の身体感覚センサーを活用した学習をすることができる(インパクト感覚やウェイトシフト感覚などを活用しながら学習することができる)。自分の身体をいろいろな形で実感的に認識するとともに、それをスキル習得に活かしていくことができる。
3.スポーツ文化としてのテニスを学ぶことができる:テニスを教材に、テニス技法、テニスの歴史や文化について理論と実践を関連づけながら統合的・総合的に学ぶことによって「身体の教養」を身につけることができる。配付テキストを熟読して理解し、テニスの歴史や文化性について理解することができる。
4.協力してダブルスゲームを楽しむことができる:お互いに協力しながら総合的にテニスを楽しめる技術・戦術を身につけることができる。審判法を習得し、自主的に総合練習とダブルスゲームができるような協調性と自主性、コミュニケーション能力(テニス力)を身につけることができる。

講義の目的

健康スポーツ科目では,健康的な生活や運動・スポーツ等に関する理解を深め,「幅広い視野を持った人材の育成」を目的としています。スポーツ実習Iは,運動習慣の「形成」を目指して,心身の健康と体力の維持増進,運動技能の向上,コミュニケーション能力などの向上をねらいとします。

講義計画

第1週 種目別ガイダンスと種目分け,種目別の連絡
第2週 「コース・オリエンテーション:コース展開を確認する」
全体ストレッチ-身体の実感的理解の記述方法の確認
グリップ理解(テニス文化)、ボール付き、ボレー・ボレー(V-V)(集中力と協力心)
テニス・パフォーマンスにおけるセンサーの気づきの記述
第3週 「全体ストレッチと記述、グリップ確認、ストロークの基礎を学ぶ」
グリップ確認、ボール付き・ラケット操作慣れ、V-V
フォアハンド・グラウンド・ストローク(FGS)、
テニス・パフォーマンスにおける身体感覚の利用と記述(以下毎回記述)
第4週 「個別ストレッチ作成と記述、ストロークの基礎を学ぶ」
 個別ストレッチ実施-実感の記述
V-V、FGS、バックハンド・グラウンド・ストローク(BGS)
第5週 「個別ストレッチ修正と記述、ストロークの総合練習方法を学ぶ」
 個別ストレッチ修正-実感の記述
V-V、FGSおよびBGSの総合練習(協力と応用))
第6週 「個別ストレッチ完成と記述、ゲームの楽しみ方の初歩を学ぶ」
個別ストレッチ完成-実感の記述(以下毎回実践と記述)
V-V、FGSおよびBGSの総合練習(協力と応用)、ミニ・ゲーム、サービスの導入)
第7週 「ストロークの総合練習とサービスの基礎、ゲームの楽しみ方の初歩を学ぶ」
V-V、FGSおよびBGSの総合練習(協力と応用)
ミニ・ゲーム(カウント法からテニスの歴史・文化も学ぶ)、サービスの基礎を身につける
第8週 「ストロークの総合練習とサービス&リターン、ゲームの楽しみ方の初歩を学ぶ」
V-V、FGSおよびBGSの総合練習(協力と応用)
ハーフコート・ゲーム、サービス&リターンの基礎練習
第9週~
第15週 「自主練習とダブルスゲームの楽しみ方の基礎を学ぶ」
自主練習、ダブルスゲーム(ルール、エチケット、戦術などテニス文化理解と応用力の展開)
最終週:総合リポートの提出(理解力と統合・総合力の確認)

教科書・参考書等

特になし。

関連科目・履修の条件等

各自、なるべくオムニコート用テニスシューズを用意すること。ラケットとボールは大学で用意する。
・ 実感記録は毎回ミニ・リポートとして提出し翌週にコメントを付けて返却するので,フィードバック情報として活用すること。なお、このミニ・リポートはビニール系ファイルに保管し、最後の総合リポートと一緒に提出するので、紛失しないこと。
・ 最終週に学びの成果全体を図式化し、その全体を文章でまとめた総合リポートを提出する。この総合リポートを提出した者が成績評価の有資格者となる。

成績評価

技能,理解,実践などから総合的に評価します。

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