基礎生物学実験 金I   Laboratory Course in Basic Biology

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担当教員
本郷 裕一  福居 俊昭  池田 威秀  石島 純夫  田守 正樹 
使用教室
金7-9(生物学実験室)  
単位数
講義:0  演習:0  実験:1.5
講義コード
1743
シラバス更新日
2015年3月16日
講義資料更新日
2015年3月16日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

基本的な生理学、組織学、生態学、分子生物学などの実験・観察を通じて,生物学における実験・観察手法と科学レポートの作成法の基礎を修得する。基礎生物学A,基礎生物学Bの講義との併習が望ましいが,本科目だけ単独の履修も可能。ただし,後学期からの申告はできない。高校で生物を選択していないことを前提に、基礎から教授する。

講義の目的

生物学は分子から細胞、組織、器官、個体、集団と幅広い対象を扱う学問である。本講義では、脊椎動物・昆虫・植物・微生物など多様な材料を用いた実験と詳細な観察を通じ、まずは生物に親しみ、生物を研究対象とすることの面白さを理解してもらいたい。

講義計画

1. オリエンテーション
2. 科学レポートの作成法(科学的成果をいかに表現するか)
3. 光学顕微鏡の使い方
4. 植物各組織の顕微鏡観察
5. 森林の構造と機能(目黒自然教育園での森林実習)
6. 節足動物と腸内微生物の顕微鏡観察
7. DNA抽出
8. ホルモンによる魚類細胞の生理的変化
9. 神経による骨格筋支配 Ⅰ
10. 神経による骨格筋支配 Ⅱ
11. 魚類の解剖
12. ネズミ/カエル各組織の顕微鏡観察
13. 大岡山名物インコの群れの帰巣行動観察
14.「感覚」に対する考察/重量感覚についての識別閾
15. 総括

教科書・参考書等

授業開始時に配布する。

関連科目・履修の条件等

基礎生物学講義を同時履修することが望ましい。

成績評価

出席とレポート、および平素の授業態度。 レポートは提出期日厳守。

担当教員の一言

屋外や学外での実習もある。教員の説明をよく聞き、指示に従うこと。また、事前に掲示で指示することもあるので、掲示にも注意を払うこと。一年間、休まず履修しなければならない。

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