物理学A VI-b   General Physics A

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担当教員
谷城 康眞 
使用教室
火3-4(W242)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
1511
シラバス更新日
2015年3月16日
講義資料更新日
2015年3月16日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

Ⅰ 物理学で用いられる方法・考え方を修得し、同時に基礎的法則を修得することを目的とする。所定の教科書を用いる。
Ⅱ 質点、質点系および剛体の力学

講義の目的

ニュートンの古典力学の体系を学び、力学現象を究明する際、用いられる物理学の方法や概念を理解し、それらを実際に応用できるようにする。

講義計画

1. 運動の記述:座標系、ベクトル、速度、微積分
2. 運動の法則、運動量、力積
3. 運動とエネルギー(1次元)
4. 運動とエネルギー(2次元)
5. 惑星の運動1
6. 惑星の運動2
7. 中心力
8. 角運動量
9. -- 中間試験 --
10. 質点系の力学
11. 剛体の運動1
12. 剛体の運動2
13. 相対運動1
14. 相対運動2
基本的には、所定の教科書に沿って進行するが、必要に応じてその一部を変更することがある。
講義の時間に中間試験を行う予定である。

教科書・参考書等

戸田盛和著 物理入門コース1 力学(岩波書店)

関連科目・履修の条件等

基礎物理学演習の受講を強く推奨する。

成績評価

中間試験、学期末試験等による。

担当教員の一言

本講義で扱う対象は、高校で学んだ力学で扱った対象と重なりますが、ベクトルや微分積分などの数学を用い、扱える対象の範囲が広がっています。
最初に、質点の運動を記述するための力学の体系を整理し、惑星の運動など中心力のもとでの運動を扱った後、質点系、剛体の運動、最後に、観測者の座標系が動いた状態での力学法則(相対運動)を扱います。
高校で既に学んだことと油断して、後で慌てることがないように気をつけましょう。

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